木造住宅とは、柱や梁など建物を支える主要な構造部分に木材を用いた住宅のことです。壁や床の仕上げに木材を使っているかどうかではなく、建物の骨組みを何でつくるかによって分類されます。骨組みに鉄骨を用いるものは鉄骨造、鉄筋とコンクリートを用いるものは鉄筋コンクリート(RC)造です。
木造住宅は、日本で古くから親しまれ、現代も新築一戸建てのうち木造住宅が約9割を占めています。林野庁の「令和7年度森林・林業白書」によると、2025年の新設一戸建て住宅における木造率は92.5%でした。
木造住宅の代表的な工法には、木造軸組工法と木造枠組壁工法があります。木造軸組工法は、柱と梁を組み合わせて骨組みをつくる工法です。筋かいや耐力壁を配置し、地震や強風などで建物にかかる横方向の力に抵抗します。「在来工法」とも呼ばれます。
一方、木造枠組壁工法は、木材でつくった枠組に構造用合板などを取り付けて壁・床・屋根を構成する工法です。壁や床などの面を一体化して箱状の構造をつくり、建物全体で地震や風の力を受け止めます。「ツーバイフォー工法」などが含まれます。