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2021/05/28
趣味
#ウッドデッキ #家族が楽しめる屋外インテリア #DIYでも作れるウッドデッキ

家族が楽しめる屋外インテリア
DIYでも作れるウッドデッキ

家族で楽しめる屋外インテリアと言えば、ウッドデッキ。ウッドデッキは、設置された場所や目的によって、その表情が変わる人気の屋外アイテムです。最近は家にいる時間が長くなっていることもあり、DIYで作る人が増えているそうです。ウッドデッキを作る際には、耐久性やメンテナンスを考えた部材選びが重要となります。今回は、屋外インテリアとして人気の高いウッドデッキの基本についてご紹介します。

家族が楽しめる屋外インテリア<br />
DIYでも作れるウッドデッキ

ウッドデッキは家の個性を演出

ウッドデッキと言えば、室内と屋外の空間を組合せたインテリアと言えます。設えられた場所によっては様々な表情があり、その家の個性を演出するアイテムともなります。ウッドデッキの主な利用の仕方についてご紹介していきましょう。

非日常空間を演出するウッドデッキ

ウッドデッキの利用の仕方で一般的に多いのは、建物とつなげて庭などに設置し、そこに椅子やテーブルなどを置いて家族団らんのスペースとして、リビングとはまた違ったくつろげる空間、リラックスできるスペースとして利用することでしょう。植木鉢を並べてガーデンスペースにしたりミニ野菜を作ったりと、植物の変化から季節を感じられる場所にもなります。

 

また、庭ほどのスペースはなくても、リビングの大窓に部屋との段差をなくして設置すれば、ベランダとして洗濯や物干し場としても使えます。他にも、隣の部屋と部屋の窓外に設置してつなげば車いすの動線にもなり、ウッドデッキの使い道は、家族のライフスタイルによって広がります。

ウッドデッキの素材は2種類

ウッドデッキ素材は、“ウッド”というくらいですから天然木だけかと言えばそうではありません。

 

現在ではウッドデッキの素材として、天然木以外にも、アルミ素材に木の粉末を塗布した人工木も使われています。見た目は天然木の質感と変わらないため、最近は公園のベンチや遊具などでも見かけることがあります。それでもやはり天然木の持つ木の質感には、何とも言えない気持ち良さと温もりを感じます。天然木の場合は、加工のしやすさの反面、どうしても防腐剤などの処理を定期的に施さなくてはなりません。

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DIY

木材には、防腐剤処理が必要なソフト系(柔らかい)木材と、防腐剤の必要のないハード系(堅い)木材があります。ハード系(堅い)木材の場合は少し加工がしづらいという特長もあります。一方、人工木の場合、天然木と比べて風雨などに対して耐久性があり、メンテナンスの容易さと価格もお手頃なことから利用する人が増えています。ホームセンターなどでは、ウッドデッキ用として切り分けられた木材を購入することができるのでおススメです。

知らないと作れないウッドデッキの部材

さて、実際に材料を揃えてDIYに取り掛かる前に確認しておきたいのが、ウッドデッキはどういう構造でできているのかということです。まずウッドデッキの重要な部材として「束(つか)」があります。束はウッドデッキの下地材を垂直に支える小柱部分で、最近は木材を使わずに鋼製やアルミニウム制の部品が使われることも多くなっています。その束を乗せる家の基礎のような役割をになうのが「束石(つかいし)」と呼ばれるもので、コンクリート製が主流となっています。束石が設置される地面は、雑草処理の手間を省くためにコンクリートで固めておく方法もあります。

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メンテナンス

「大引き」と「根太」の組み合わせによるウッドデッキの構造

その束の上に太い梁(りょう)のような役割を持つ「大引き(おおびき)」という角材が乗ります。さらに大引きの上に、デッキ材が直接乗ることになる「根太(ねだ)」というもう一回り小さな角材がクロスするように乗ります。大引きや根太用の材料は、それぞれ予算や工期などに合わせて選択すればいいと思います。

 

最後に、ウッドデッキの床となるデッキ材を根太にクロスするように配置して固定します。

その際、デッキ材の端に出る「木口(こぐち)」部分を隠す膜板をビスか釘で止めれば、いよいよ完成です。デッキ材によってウッドデッキの個性が決まるので、デッキ材選びは慎重に検討してください。


まとめ

ウッドデッキを設えることで、家の庭や玄関周りなどの屋外空間を演出することができます。また家族と一緒に作ることで、家への愛着も深まり楽しいDIYのひと時にもなります。ウッドデッキを利用してアウトドアリビングスペースに、また玄関のバリアフリー用のアプローチとしてなど、ライフスタイルに合わせたアイデアを実現してみてはいかがでしょうか。