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2021/09/26
暮らし

物を捨てるコツ!〜捨てる物と捨てられない物の判断は

物があふれ片付けるのが苦手という方は、基本的に捨てるのが苦手な方が多いようです。捨てることができないのは、物に対する思いが深い、あるいはもったいないという意識が強いからかもしれません。では、どうすれば捨てることができるでしょうか。

物を捨てるコツ!〜捨てる物と捨てられない物の判断は

捨てられない自分に問いかける!?

ゴミであれば簡単に捨てられますが、思い入れが少しでもあるとか、まだ使える物については、「もったいない」「使える物を捨てるのはかわいそう」「気が進まない」などと愛着や感情が働き、つい残しておきたくなるものです。そういう場合、次のような問いかけを自分にしてみてはいかがでしょう。

「一度捨ててもまた欲しいと思えるか?」

「誰かが高値で買ってくれるなら売るだろうか?」

 

●一度捨ててもまた欲しいと思えるか?

ゴミとして出してしまったあとに、また同じようなものが買えるなら、もう一度買いに行こうと思えるでしょうか。買いたいと思える方は捨てないで取っておきましょう。そうは思わないという方、あるいはどちらかというとそう思わないという方は、思い切って捨ててみましょう。思った以上にすっきりした、それほど未練を感じないなどと思うことができれば、他の物にもチャレンジしてみましょう。

 

●誰かが高値で買ってくれるなら売るだろうか?

高値で買い取ってくれる人がいれば売ってもいいと思える方は、おそらく捨てても未練はないのではないでしょうか。その物に対する愛着はそれほど高くないと考えられるので、思い切って捨てることを考えましょう。ちなみに大手フリマサイトでは衣料品の場合、ブランドものでないかぎり300円でも売れないことがあるそうです。

1年以上使っていない物はその後も使わない

1年以上使っていない洋服やバッグなど、いつかまた使うことがあると思うかもしれませんが、実際はその可能性は低いでしょう。ファッション関係のものは流行や好みのデザインというものがあり、いつも着る時の選択から外れるものは、永久に使用されるチャンスはないと思われます。1年では短いという人は、2、3年でも構いませんので期限を設けて、その期限を過ぎたら思い切って捨てることにしましょう。

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使える物を捨てる人は心が冷たい?

まだ使える物を捨てる人は心が冷たい人と思っている方がいますが、ある意味、物を捨てるには冷静な判断が必要なのです。冷めた心で物を捨てることで、部屋が片付きれいに整理された美しいスペースが生まれるのです。物には冷たくても、捨てることで豊かな生活を送れることを知っている人が、物を上手に捨てられる人だと言えます。捨てられる人は、冷静で物事の判断能力が高く、生活を楽しめる人ではないでしょうか。

実際に捨てる経験を積み重ねる

捨てるのが苦手という人は、まずは捨てても惜しくない物から始めて、捨てる経験値を高めていきましょう。例えば、期限切れの物(食品や薬、化粧品など)、包装物(空き箱、袋、お菓子の空き缶など)、破損している物などからです。ゴミ袋に捨てる際は、あまり考え込まず、一瞬にしてごみ袋に入れます。いつまでも見たり触ったりしていると物に対して執着心が出てしまいます。手を付ける場所としては、台所や洗面台の引き出し、ドレッサーの引き出し、クローゼットなどを集中的に片付けてみましょう。

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まとめ

物が減ることで新たなスペースが生まれ、スペースがあれば物の出し入れもしやすくなります。また、リビングなどのくつろぐ場所では、程よいスペースがやすらぎを生みます。そのためにも捨てるコツをしっかり身につけることが大切です。捨てる以外にも、売る、譲るといった方法で処分することもできるので、まずは自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。