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2021/09/26
住まい

大きなガレージのある家が増える?注目される郊外の戸建て

自動車の需要が増えているといいます。求められる理由はいったい何でしょうか?都心では若者のくるま離れ、バイク離れで自転車人気一色…。リモートワーク中心となった今、車がおけてゆったりと住める郊外の戸建て住宅に注目が集まっているようです。

大きなガレージのある家が増える?注目される郊外の戸建て

自動車の販売が好転してきている

2021年上半期(1~6月)の中古車登録台数累計は195万9730台となり、対前年同期比104.2%。新車販売も好転し、乗用車登録台数は2021年上半期の累計で131万1272台、対前年同期比109.4%、2020年通期の対前年同期比87.8%からプラス。(日本自動車販売協会連合会(自販連)2021年7月発表資料)

日本とアメリカで車に対する需要が増加し、新型コロナで落ち込んだ2020年から回復し活況となっているようです。日本自動車工業会の豊田章男会長は、数か月前の会見で新車販売の状況について「企業や業界の垣根を越えて頑張り続けた結果、20年度の自動車販売、生産は想定よりも早く回復し、自動車産業は49兆円の経済波及効果を生み出すことができた」と好調ぶりを表すコメントを発表しています。

車を買い求める理由

長引くコロナにより働き方が変わってきています。

千葉・野田市にある中古車のオークション会場。広い敷地内では古い型のスカイラインやフェラーリなど、国産車から外国車までたくさんの種類の中古車が並び、オークションにかけられているといいます。オークションでは毎回中古車販売業者約3000人が参加し、中古車が次々に買い取られていくと聞きます。東京都内の中古車販売・修理業者に話を聞くと「お客さんはコロナを嫌って公共の交通機関を使いたくない、使わない考えで買いに来た人たちが多い」。「どうせなら前から欲しかった中古車を買って塗装から手をかけしっかりメンテして使う人も増えた」と中古車市場の変化を語ります。昨今の報道では、新車は半導体不足による生産の遅れなどで大体半年ほど、場合によっては1年ほど納期がかかる傾向があるといいます。それに比べて購入手続きが終了すればすぐに乗れる中古車は魅力的。現在のコロナ禍では、すぐに使える中古車が人気の所以ではないでしょうか。でも車を買えばガレージが必要になります。駐車スペースを確保しやすい郊外ならそれも可能なのです。都心から少し足を延ばせば、お気に入りのエリアで土地を探せることができます。

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コロナとリモートワークがガレージのある郊外の家のニーズに

通勤がなくなる…。

WEB、オンライン、無駄を省いた高効率化でビジネススタイルは大きく変化しつつあります。では自宅の有り方はどう考えられるのでしょうか。通勤を考えれば、ガレージなしの少々窮屈な一戸建てで我慢するしかなかったはずです。しかし、今大きくその考え方に変化が出てきました。地方都市や都心から離れたエリアならば、夢だったガレージ付きの大きな戸建ても現実味を帯びてきます。ここ埼玉県においても、上野東京ラインや湘南新宿ラインといった新しい電車が増え、実に短時間で東京、あるいは神奈川県内まで行くことが可能になりました。今こそ少し視点を外し、ある意味とても贅沢な郊外の家を現実的に検討する時ではないでしょうか。

理想のガレージライフで夢の戸建てを

今まで身体も心も疲弊させてきた満員の通勤タイム。これからは、駐車スペース分の土地を確保するだけでなく、複数台を置けるビルトインガレージ付きの一戸建てを立てることだって夢ではありません。ご自身のレジャー用に流行りのSUVと、ご家族用に軽自動車を一台、さらには趣味で昔から欲しかった旧車を置く。また、大型バイクやサーフボードなどを置くことだって可能でしょう。何といっても、ご家族みなさんの趣味のスペースなどを確保した、大きな間取りの家にゆったりと住めるという現実ほど贅沢なことはありません。通勤時間がなくなることで、自宅での時間に余裕が生まれ、プライベートや仕事をする時間がじっくりとでき、何より精神的にゆとりが生まれてくるはずです。

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まとめ

コロナの影響で生活スタイルを再考せざるを得なくなってきた今、ある意味固定概念から解放され、個人が持つ新しい価値観からの発想が許される状況になってきているのではないでしょうか。これまでの距離感とか場所はあまり重要ではなくなってくるように思います。通勤主体のこれまでの視点を少し変えれば、大きなガレージ付きの戸建てを建てることだって夢ではなくなるのです。