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2021/10/17
趣味

プロバンス風の庭と家〜ガーデンリフォームで素敵な庭に

人工的なものを感じさせず、すべてが手作りの温もりに包まれている、ナチュラルでオシャレなプロバンス風の庭をご紹介しましょう。庭だけでなくご自宅もプロバンス風のF邸は、家と庭が調和してとても素敵な空間となっています。

プロバンス風の庭と家〜ガーデンリフォームで素敵な庭に

芝生の庭からプロバンス風の庭に

今回紹介するお庭は数年前にリフォームを行い、素敵な空間へと生まれ変わったF邸のガーデンです。設計・施工は埼玉県狭山市の「ピース・オブ・マインド社/Piece of Mind」が手がけたお庭です。以前の庭は芝がメインで楽しめる要素が少なかったため、リフォームでは思い切ってプロバンス風の庭に挑戦しました。

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プロバンスのライフスタイルに憧れて

プロバンス風とは、南仏プロバンス地方をイメージするガーデンのこと。具体的には、素焼きのタイル(テラコッタタイル)や鉢、レンガ、石などを用いて園路や花壇をつくり、ハーブ類を多く植え、まるで自然に生えてきたような野趣あふれるガーデンが思い浮かびます。あまりデザインされた庭ではなく、自然にできたような庭でしょうか。春や秋など天気の良い日には、庭にベンチを置いてゆったりとくつろぐ、そんな南仏の人々のライフスタイルにFさんも興味を抱いていました。

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アンティークな塗装も施すこだわり

手作り、オーガニック、自然といったキーワードが、南仏プロバンスで暮らすテーマとして知られていますが、Fさんのガーデンでも、床タイルから塀、アーチ、小屋など、ほとんどのものが手作りというこだわり。ブロックやタイルなどはモルタルでわざわざつくり、色も南仏らしいコーラルピンクに。さらにアンティークな質感を出すための塗装も施し、プロバンス風に仕上げています。オリーブ、ラベンダー、バラなどと調和する石の質感が再現され、まさに南仏の雰囲気であふれています。

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庭はおもてなしの場

人をもてなすことが大好きなFさんは、植物はどちらかというと控えめで、ガーデンファニチャーやオープンスペースを多めにとって、家族や友人と庭で過ごす時間を大切にしています。庭をリフォームしたのも、人と一緒に庭でお茶を飲んだり談笑したりするためでもありました。担当のガーデンデザイナーの加藤孝幸さんは、「庭の施工期間中も、お茶や食事にとてもお気遣いいただきました。私たちスタッフもお客様と同等にもてなしてもらっているようで、嬉しかったですね」とのこと。

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まとめ

寄せ植え教室に通っているFさんですが、お客様を気持ちよく迎えるため、少しでも素敵な寄せ植えを作りたいからとのこと。そんなFさんの配慮が庭全体から伝わり、そこにいるだけでとても幸せな気持ちになるプロバンス風ガーデンです。