照明で生活がこんなに変わる！？ホテルライクな家づくり！

少し前の時代の照明は、部屋に天井照明が1灯だけの「1室1灯」が一般的でした。LED主流のいま、白熱電球や蛍光灯の時代から照明器具は大きく変わりました。LEDならではの省エネ性、寿命の長さ、少発熱など、家には様々な快適性が求められます。以前は照明と言えば、白熱電球と蛍光灯のどちらか選ぶことに迷う時代もあったようですが、いまでは懐古趣味の方もいれば、最新式のものを選ぶ方もいる時代。最新の照明にはどんなものがあるのでしょうか。

昨今の流行のLEDでは、調光・調色機能が付いているため、生活シーンに合わせた演出ができます。 またbluetooth通信機能がついた照明なども登場しており、スマホと連動させて明るさの調節や光の色を変える事までできてしまいます。さらには、昼夜やその時の気分に合わせて、蛍光灯の青色系、白熱電球の赤色系といった系列色の変更まで一つのLEDで対応可能なものまで登場しています。スマホがPCと電話を兼ね備えるものとなり、カメラも静止画と動画の両方を撮れる時代になりました。一つで複数機能を兼ね備えるといった潮流は照明にも出てきているようです。

照明といっても天井から吊るすタイプから、コーブ、コーニス、スタンド、バー、クリップなどスタイルも様々です。照明でおしゃれな雰囲気を演出するためのコツは、その部屋に合ったアイテムを選ぶことです。団欒を目的としたスペースに蛍光灯では、落ち着きたい夜には不向きでしょうし、しかし仕事や勉強部屋には眼が冴えて最適な照明となります。寝室やリビングには、天井を照らすコーブ照明などで落ち着いた色の空間が最適。まずは家全体のスペースデザインをお好みの灯と色で考え、各々の部屋照明にはその性格によって最適なものを選ぶ。蛍光灯の勉強部屋であっても、安息時間には単体の暖色系間接照明だけを置き、部屋の主照明は切って過ごすといった切り替えも可能です。光と影のコントラストをうまく作ると部屋に立体感が出て、全く別の部屋にいるような感覚が生まれ、常に居心地の良いスペースを演出することが出来ます。

照明器具を検討される際には、住宅展示場がおススメです。モデルハウスには、実際の生活空間を想定した照明が設置されているので、とても参考になると思います。