TOPICS
トピックス
NEW
2021/11/21
住まい

高機能な窓とサッシで快適ライフ!

室内の暑さ寒さを調節するのはエアコンだけではありません。新築なら全館空調も可能ですが、いまお住まいの家でも可能なのが、窓とサッシの機能性を高めること。窓とサッシで経済的にも優しく、全室を居心地の良い空間に変えられるポイントについてご紹介します。

高機能な窓とサッシで快適ライフ!

快適生活を目指すなら、窓にこだわりたい

窓は外観の印象を大きく左右します。サッシとガラスにはいくつもの種類や特徴があります。新築やリフォームをする場合、「窓が肝心」と言う話しをよく聞きます。なぜ窓が大事なのでしょう。それは、冬季には室内の熱の約80%が窓から逃げ、夏季は同じくらいの熱が窓から入ってくるからです。そのため窓の性能を上げることで、冷暖房の効率化や省エネにつながり快適生活を実現することになるからです。

ガラスの種類と特徴

一般的に使用されている主なガラスの種類と特徴について紹介します。

 

【単板ガラス】

昔からあるのが一般的に使用されている単板ガラス(シングルガラス)。現在、新築住宅で採用することはあまりないようですが、マンションやビルなどではまだ見られます。ガラスが1枚ということで、熱の出入りが大きいのが難点です。

【複層ガラス】

2枚のガラスの間に中空層を持たせたガラスで、中空層には乾燥空気が封入されており、ガラスによって熱伝導率の低い空気を挟み込むことで熱移動を防ぎ、断熱性能を高めたガラスです。

【Low-E複層ガラス(エコガラス)】

複層ガラスの一種ですが、ガラスにLow-E膜と呼ばれる特殊な金属膜をコーティングしたガラスで構成され、Low-E膜が暖房熱を反射することで室内の保温効果を高めます。

【真空ガラス(エコガラス)】

これも複層ガラスの一種ですが、2枚のガラスの間が真空になっているのが特徴です。熱の移動が起こらないので究極の断熱ガラスと言われています

⑨-2AdobeStock_188613389.jpeg

サッシの種類と特徴

サッシにも種類によってそれぞれ大きな特徴があります。

 

【樹脂サッシ】

樹脂サッシの最大のメリットは、断熱性です。省エネと暖かさで快適性がアップ。腐食が起こりにくく、加工は容易ですがアルミよりも強度が弱く、厚みで強度を出すためフレームが太くなりがちです。

【木製サッシ】

美しく優しい素材感で人気が高まっていますが、一方で塗装の劣化などの不具合により、修繕が必要となるデメリットがあります。手入れをせずに長く放置してしまうと、サッシ自体をダメにしたりしてしまうため、まめに手入れができる方に向いていると言えそうです。

【アルミサッシ】

費用的に最も安く設置ができる種類のサッシで、最も多く使われています。耐久性が高く、さらに表面にアルマイト加工を施すことで気候や外気にも強くなり、長期間使用できる点がメリットです。ただ金属のため熱伝導率は高くなり、冬場にはサッシが冷えてしまうなど断熱効果はあまり期待できず、部屋の温度調節が必要となります。

【複合サッシ】

複数の素材の利点を活かしたサッシ。アルミ樹脂・アルミ木製サッシが複合サッシと呼ばれます。室内には樹脂や木製を用いて断熱性を高め、室外にはアルミを使い、耐久、耐候、防火、防サビ性をもたせるという特性があります。

⑨-3AdobeStock_390908546.jpeg

サッシとガラスの交換で冷暖房の効率性アップ

エアコンで省エネ設定温度というものがあり、1℃設定温度を変えるだけで年間数千円の省エネ効果があると言われていますが、窓の性能を上げることでさらに効率性が高まります。では、窓を選ぶ上で注意するのはどんな部分でしょう。

 

【部屋の場所で考える】

大切なのは、どの部屋の窓の性能を上げるのかということです。浴室やリビングかによっても最適な窓は変わってきます。窓にも適材適所、家の各所に求められる機能について説明します。

●浴室

窓は浴室の熱を奪います。ユニットバスで窓を付けない家が増えてきましたが、窓をつけるのであれば断熱性、防犯性が重要です。

●トイレ

一番は防犯性ですが、換気しやすい窓が理想です。

●キッチン

明るいこと、換気がしやすいことが重要です。換気扇以外にも十分な換気が可能な窓を取り付けましょう。

●リビング

明るいことが重要で、居心地の良さも求められます。風通しと大きなサイズがポイント。大きな窓は断熱性が下がりますので、断熱性の高い窓を選びましょう。

●子ども部屋

明るくて風通しがいいことに加え、安全性にも注意しましょう。

●寝室

静かで落ち着ける雰囲気が必要なので遮音性が重要となります。日中には十分な換気も意識したいものです。

 

【立地条件で考える】

田舎と都心では騒音レベルが全く違います。騒音が気になる地域の場合は、防音性の高い窓と窓ガラスを選びましょう。また南国と雪国とでは選ぶ窓が違います。温かい気候の地域は、風通しの良くなる窓がおすすめですが、台風の影響を考えて強化ガラスを選ぶなどの工夫が必要。寒さが厳しい地域の場合には、断熱性の高い窓を選ぶことが必須です。場所によって適する窓は違います。環境条件を考慮して窓を選ぶようにしてください。


まとめ

快適性を高めるためには、エアコンの設定温度を変えるという簡単なものから、窓ガラスやサッシを交換するという本格的な対策まで様々あります。省エネに配慮して長く住み続けるためには、家族のライフスタイルや部屋の機能に合わせて窓やサッシを選ぶことが大切です。住宅展示場のモデルハウスでは、省エネや冷暖房の効率性を取り入れた窓やサッシを見学することができます。リフォームや省エネ対策をご検討される際には是非参考にしてください。