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かしこい家づくりセミナー
「定額減税の実施で、
住宅ローン控除はどうなる？」

2024年度（令和6年度）の税制改正に伴い、2024年6月から定額減税が実施されます。

減税額や対象者は下記の通りで、例えば、納税者・配偶者・子ども2人の4人家族の場合、所得税12万円、住民税4万円の合計16万円が減税されます。

※ただし、合計所得金額が1,805万円超（給与収入のみの場合は2,000万円超）を除く。

給与所得者の所得税減税は、2024年6月1日～12月末に支払われる給与等の源泉徴収税額から定額減税額が控除されます。

では、住宅ローン控除により税額がゼロになる場合は、定額減税の恩恵は受けられないのでしょうか？

ご安心ください。住宅ローン控除を受けつつ、定額減税の恩恵を受けることができます。

住宅ローン控除を受けた上で、税額が定額減税額より少ない場合は、減税しきれなかった差額分が1万円単位で切り上げられ、給付金として支給されます。

例えば7.1万円の差額が出た場合は、8万円が給付されます。

このため、減税よりも給付を受ける人の方が恩恵を受けられる可能性があります。

定額減税は、2024年単年度の減税です。

住宅ローン控除と定額減税の両方の恩恵を受けるには、今年中にマイホームを購入して入居し、住宅ローンを実行している必要があります。

ちなみに、定額減税はふるさと納税の控除額にも影響はありません。

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