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2023/10/08
住まい
#土地探し #土地選び

マイホームの土地が決まらない原因と5つの対処法を紹介!

家を建てようと決めても、なかなか土地が決まらない、という声をよく聞きます。「住みたい街で土地が見つからない」「希望に近い条件だけど、予算をオーバーしてしまう」と、マイホームのプランニングの前に土地探しで疲れてしまうことも少なくありません。

今回は、マイホームの土地が決まらない原因と5つの対処法についてご紹介します。

マイホームの土地が決まらない原因と5つの対処法を紹介!

■マイホームの土地探しが難しい理由

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マイホームのための土地探しは、長年にわたって住み続けることが前提となります。賃貸の時とは異なり、「気に入らないなら引っ越せばいい…」というわけにもいかないため、自分たちが希望する条件に合った土地を探すことが大切となります。しかし、なかなか気に入った土地が見つからない、土地が決まらないと、土地探しに疲弊してしまう人も少なくありません。なぜ、マイホームの土地探しが難しいのでしょうか。

 

◎住みたい街で土地がない、あるいは、予算をはるかにオーバーしてしまう

マイホームを持つのであれば、憧れの街で家を建てたい、と考える人も多いでしょう。駅や商業施設に近く、生活するために便利な場所や閑静な住宅地、教育施設が多く集まっている文教地区などの人気の高いエリアは、土地そのものがあまり販売されていません。販売されていても、人気エリアは土地代が高いため、想定していた予算よりはるかにオーバーして「手が出ない……」ということもよくあります

 

◎土地探しのための時間が取れない

マイホームの購入は、決して安い買い物ではありません。そのため、土地情報を入手して検討を重ねた上で、土地探しの段階から足を運んで現地を確認し、土地を検討していく必要があり、時間も労力もかかります。しかし、仕事などの関係から情報収集の時間が取れない、あるいは、実際に現地を見に行くための時間が作れない場合は、なかなか土地が決まらず、計画が進まないことがあります。

 

◎自分たちの希望があいまいである

マイホームを建てる際に、「いくつか見て回って、良い場所があれば、そこに決めよう」というように、希望条件が明確になっていない場合も、なかなか土地が決まらない傾向にあります。これは、希望条件があいまいで、土地を決めるのに「これだ!」という決め手にかけるため、あれこれ迷ってしまうことが原因です。マイホームの土地を探す際には、最低限「ここは譲れない」という条件を決めておくことが大切です

 

◎土地の相場を知らない

土地には価格相場というものがあり、同じ敷地面積であっても、場所によって価格が異なります。例えば、同じエリアでも高台にある山手の住宅地と平地部分の住宅地では、値段が大きく変わってくることもあります。土地の相場を知ることで、希望条件を満たして、予算に応じた土地を探しやすくなります。エリアや立地条件を優先するのも一つの方法ですが、土地の相場を知らないと、いつまでたっても予算に応じた土地が決まらない、ということになってしまいます。


■家を建てるなら、土地探しは必須!

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土地探しは、家を建てようとする人のほとんどが経験するものです。実家を建て替えて二世帯住宅にする、あるいは、相続した土地に家を建てるなど、すでに土地が決まっている人以外の多くの人が、土地探しからスタートすることになります。今、土地探しに悩んでいるという人は、現状の希望条件などを見つめ直すことで、土地探しがスムーズに進みやすくなるはずです。


■マイホームの土地探しが進まないときの対処法

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マイホームの土地探しが進まない場合

● 希望するエリアで土地があまり販売されていない

● 希望条件があいまいである

● 希望条件と予算があっていない

などの原因が考えられます。なぜ、土地探しが進まないのか、原因を考えた上で、次の5つの方法で対処しましょう。

 

①   エリアにこだわらない

エリアを限定して土地探しをしてもなかなか土地が見つからない場合、エリアにこだわらず、条件を見直しましょう。「どこで暮らすのか」ではなく、「どのようなところで、どのように暮らしたいのか」を考えることが大切です。新しいマイホームでの暮らし方を想像し、エリアにこだわらず、希望条件に合う土地を探してみましょう。

 

②   予算をあらかじめ決めておく

家を建てる際には、土地代と建築費、諸経費がかかります。そのため、年収や自己資産などから予算をあらかじめ決めておく必要があります。土地代が想定していた費用より高ければ、建築費の予算を下げることになるため、建物にかける費用が少なくなります。まずは、全体の費用だけでなく、建物にかける費用と土地代の予算をそれぞれに決めておくことです。そこから、広さや立地条件を考えることで、土地探しをしやすくなります。

 

③   夫婦、家族の要望をまとめ、優先順位をつける

家を建てる際には、家族の希望をまとめて優先順位をつけることになります。土地を探す際のステップも同様に、家族の希望をまとめて優先順位をつけておくとよいでしょう。

家族の希望がバラバラでまとまらないという場合、条件面の優先順位をつけることです

1.  予算……土地代にかける予算

2.  広さ……土地の大きさはどのくらいか

3.  立地条件……市街地の駅近や商業施設に近い場所がいいのか、緑豊かな住宅地や新しくできた住宅地、文教地区がいいのか、など

4.  敷地条件……角地や道路に面した場所がいいのか、あるいは、変形地や狭小地、高低差のある土地でもいいのか。

一般的に、変形地や狭小地、高低差のある土地は建設費用が高くなることがありますが、土地の費用そのものは安くなる傾向があります。まずは条件面について、優先順位をつけることから始めてみましょう。そこから、それぞれの条件について、細かな希望を紙に書き出していきます。

その希望については、

1.  絶対に譲れないもの

2.  条件によっては、妥協してもよいもの

3.  できれば叶えたい希望

に分け、土地探しの相談をすると良いでしょう。

 

【参考】家を建てるにはまず何をする?家を建てるためのステップを詳しく紹介! | 埼玉総合住宅展示場ナビ

 

④   情報収集の方法を見直す

土地探しは不動産会社にお願いしている、という人も少なくないでしょう。不動産会社の場合、希望条件を提示して条件にあった土地があれば紹介してもらうことになります。限られた時間内では、なかなか土地が見つからないということになりがちです。

土地探しの情報収集方法としては、不動産会社に依頼するほか、

インターネット

● 住宅情報関連の雑誌などの媒体

●​​​​​​​ 新聞折込チラシ

●​​​​​​​ 知人の紹介

などがあります。

このほか、希望するエリアを散策してみると、「売家」などの看板を見かけることもあります。こうした看板の連絡先に電話をかけてみるのも一つの方法です。方法を見直すことで、新しい情報を手に入れる可能性が広がります。

 

⑤    ハウスメーカーに相談する

土地探しの段階から、ハウスメーカーに相談するのもおすすめです。ハウスメーカーの中には、土地探しの段階から提案してくれるところやハウスメーカーが手掛ける住宅地を持っているところがあります。そのため、家づくりを土地探しから一緒に依頼することも可能です。

ハウスメーカーに土地探しから依頼するメリットとしては、

●​​​​​​​土地を紹介してもらう際に、その土地の特性を活かした間取りについても提案してもらうことができる

●土地探しと家づくりを同時に相談することで、打ち合わせの回数を減らすことができ、限られた時間を有効に活用できる

という点です。また、土地探しにかける時間と労力を減らすことで、家づくりのプランニングに力を注ぐことができます。

土地探しのために時間をかけられないという人は、ハウスメーカーに相談してみましょう


■土地探しに悩んだら、住宅展示場に行ってみよう!

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土地探しに悩んだら、いったん土地探しを中断し、再度、家づくりについて考えてみるとよいでしょう。なかなかマイホームの土地が決まらない……という状態が続くと、家づくりに対するモチベーションも下がってしまいます。

そのようなときは、住宅展示場のイベントなどに参加してみるとよいでしょう。気分転換にもなる上、住宅に関するさまざまな情報を入手できます。ハウスメーカーの専門スタッフに、土地探しについての悩みを相談することもできるため、事前に予約をして、住宅展示場に足を運んでみましょう。

埼玉県総合展示場ナビはこちら埼玉総合住宅展示場ナビ

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■まとめ

マイホームを建てる上で、土地探しは欠かすことのできない重要なプロジェクトの一つです。マイホームを建てるとなると、賃貸のように気に入らないからといって、気軽に引っ越すこともできないため、土地探しは慎重になるのも当然のことです。しかし、なかなか決まらないことから、土地探しがストレスになってしまうこともあります。そのため、土地が決まったのにプランニングの時に疲れてしまって、じっくりと考えることができないというのでは、家づくりに注力できなくなってしまいます。

土地探しに疲れたら、現状を見直しましょう。希望条件をじっくりと検討することで、対処法が見つかるはずです。土地探しに迷ったら、住宅展示場を訪れるのも一つの方法です。専門のスタッフに希望条件を伝えることで、土地探しの段階から相談することができます!